失敗しないミキサーの選び方とポイント!回転力や容量・静音性などミキサー選びに欠かせないポイントを徹底紹介。

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キッチンで大活躍するミキサーゆえに様々なメーカーから多くのミキサーが販売されており、正確な数までは分かりませんが、旧モデルも合わせて現在販売されているものを数えると200以上はあるようです。

好きなメーカーや好きな形のものを購入するのも一つの手段ではありますが、ここではアナタにベストなミキサーの選び方とポイントを分かりやすく紹介していきます。

はじめに質問です。

ミキサーとブレンダーの違い』『ミキサーとジューサーとフードプロセッサーの違い』が分かりますか?

「わかる」という方は読み飛ばして結構ですが、「いまいち分からない」という方は、この機会に基礎知識をつけておきましょう。

ミキサーとは?

ミキサーとは野菜や果物を牛乳や水などの水分と一緒に、底部に付いた刃で切り混ぜて「ジュース」や「スムージー」「スープ」などを作るキッチン家電です。

音声を混ぜる「オーディオ・ミキサー」と名前が同じなので間違えることがありますが、今回紹介するのは食材を調理するキッチン家電のミキサーの方です。

また海外ではミキサーのことを「ブレンダー(Blender)」と呼び、海外でいうミキサーは「泡立て器(日本でいうハンドミキサー)」という意味になっています。

日本ではブレンダーよりミキサーという呼び名の方が馴染みがあるので、ここでも「ミキサー」と表記します。

ミキサーとジューサーとフードプロセッサーの違いとは?

ミキサーひとつあれば何でも出来るのかといえば、そんなことはありません。

ミキサーに似た家電で「ジューサー」「フードプロセッサー」「ミル」「ハンドミキサー」などが存在します。

家電量販店にいくと同じ区画に上記の家電たちがすべて集結しているので、どれがどれか分からず何を買えばいいかも分からずパニックになるのはよくあることです。

基本的には以下のような使い方が出来ます。

  • ミキサーは「食材を砕いて混ぜる」
  • ジューサーは「スッキリした喉ごしの良いジュースを作る」
  • フードプロセッサーは「食材を粗めに切り混ぜる (料理の下ごしらえ)」
  • ミルは「食材を粉砕してペーストやふりかけを作る」
  • ハンドミキサーは「メレンゲやホイップクリームを作る」

▼全ての違いについてもっと詳しく知りたいはこちら

ミキサーに出来ることと出来ないこととは?

ミキサーに似た家電もあることは分かっていただけたと思いますが、ではミキサーは具体的に何が出来て何が出来ないのでしょう。

メリット

  • 食感のあるジュースが作れる
  • スムージーを作れる
  • パーツが少ないので洗い物が楽にできる
  • 食材を丸ごと切り混ぜるので食物繊維も摂取できる

デメリット

  • 機械によっては大きい氷が砕けない
  • とろろやジャムなどの粘り気のあるものは混ぜれない
  • 乾燥大豆や冷凍した食材は砕けない

以上の基礎知識を学んだ上で、失敗しないミキサーの選び方を確認していきましょう。

ミキサーのワット数について

ミキサー選びの基本と言えるのが、このワット数で簡単に説明するとミキサーのパワー(回転力)を表しています。

ワット数が大きいと以下のようなメリットがあります。

ワット数が大きいとどうなる?
  • 氷を砕くことができる
  • 冷凍した食材を細かくできる
  • 繊維の多い野菜も細かくできる

氷を使ったシャリシャリ感のあるスムージーを作りたい方や、冷凍した食材を使いたい方ならワット数を確認するようにしましょう。

基本的にはワット数が大きいほど、野菜や果物の繊維をしっかりカットしてくれるので口当たりの良い滑らかなジュースが作れるようになります。

ワット数性能
100W前後柔らかい食材なら細かくできるが、氷を砕くには少し力不足。
200W~数個の氷なら砕けるが、少し不可はかかる。冷凍した野菜なら十分に粉砕できる。
300W~どんな食材でも口当たり良く滑らかなジュース状にできるが、動作音が少し大きくなる。

製品のワット数はAmazonや楽天の商品情報部分に載ってることが多いですが、載せていないメーカーもあります。

もしワット数が分からなければ記事下にあるコメント欄でコメントいただければコチラでメーカー等に問い合わせをして調査しますので気軽にコメントください。

ミキサーの容量について

ミキサーの容量も確認しておきましょう。

マグカップ1杯が約200mlなので、「2人分なら400ml」「4人分なら800ml」サイズは最低欲しいところです。

とりあえず大きいのを買えばいいという考えもありますが、無駄に大きいサイズを買って毎回洗うのが面倒になったりシンクよりデカくて洗いにくかったりしては元も子もないので、用途に合ったベストサイズを選んでいきましょう。

ミキサーの刃の種類と違い

ミキサーの刃は大きく分けて以下の3種類に分けられます。

  • 包丁のように平べったい「平刃カッター」
  • 刃が波打っている「波刃カッター」
  • ノコギリのようにギザギザの「ギザ刃カッター」

簡単な違いとしては、平刃カッターは「野菜や肉を切り刻んだり混ぜたり」するのに適していて、波刃カッターとギザ刃カッターは「氷や固い食材を粉砕」するのに適しています。

また平刃カッターは切れ味が悪くなってしまった場合、包丁と同じように研ぐことができるので長持ちします。

セタ
セタ

主な使用用途が「氷を使ったスムージー作り」なら平刃カッターのものを買うより、波刃カッターかギザ刃カッターのものを買った方が良いということだね。

最近は刃をチタンコーティングして錆びにくくしているミキサー(たとえで言うならパナソニックのMX-Xシリーズ↓)もあるので、そういった点も選ぶポイントとなってくるでしょう。

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刃の種類は製品詳細に書いていないことが多いので、製品写真を見て刃の種類を購入前に確認しておきましょう。

ミキサーの安全機能について

ミキサーには鋭い刃が付いているので、容易に扱うと指を切ってしまいます。

その点を考慮した製品として以下のようなものがあります。

ミキサーの安全機能のたとえ
  • フタを閉めていなかったり本体に正しくセットされていなかったりすると動作しない
  • フタを閉めた時に「カチッ」という音がして、しっかり閉まったことが確認できる
  • カッターが露出した状態では絶対に作動しない

製品によって安全面にどのような工夫がされているかを商品ページをしっかりとチェックして、安全性の高い製品を選んでいきましょう。

ミキサーの静音性について

戸建てなら大丈夫ですが、マンションやアパートに住んでいる方ならミキサーの音で近隣に迷惑をかけてしまわないかが気になると思います。

ワット数が大きいほどミキサーの音量も大きくなると解釈していいですが、最近はそれを考慮した「静音性に優れたミキサー」も販売されています。

「ミキサーを使いたいけど壁が薄いから使えない」という悩みで買えていない方は、下記記事を参考にしてください。

ミキサーの洗いやすさについて

ミキサーを使うたびにパーツが多くて洗うのが面倒だったり凹凸が多くて洗いにくかったりすると、そのうち使わなくなってしまうと思います。

なので、なるべく洗いやすいミキサーを選ぶようにしましょう。

どんなミキサーが洗いやすい?
  • パーツが少ない
  • 凹凸が少ない
  • 食洗機に対応している
  • 腕を入れて奥までしっかり洗える

正直、選ぶポイントで1番重要なのは洗いやすさだと思います。

手入れのしやすいミキサー選びは、ミキサーを楽しく長く使う秘訣でもあるのでデザイン性と吟味しながら選んでいきましょう。

アナタに合ったミキサーを選ぼう

ここまでミキサーの基礎知識からミキサーの選び方とポイントまでを紹介いたしました。いざ買ってから後悔をしないように、生活スタイルに合ったミキサーを正しく選んでいきましょう。