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髪を自由自在にアレンジできるヘアアイロン。代表的なもので言えばストレートアイロンやカールアイロンが挙げられます。しかし一言にヘアアイロンといっても機能が沢山ついていて、どれを買えばいいか迷ってしまうと思います。
この記事ではヘアアイロンの選ぶときに出てくる疑問、どの素材、どのメーカー、どんな機能がついた商品を買えばいいかを分かりやすく解説していきます。
ストレートアイロン
髪の毛にうねりなどの癖がついてしまっている時に使用するタイプのヘアアイロンです。ストレートにすること以外にも、使い方によってはカールを作ったりすることもできます。
サイズが小さいヘアアイロンから大きなヘアアイロンやプレート幅の細いものから太いものと言った形で様々なストレートアイロンから選ぶことができるので、自分の使いやすい大きさや持ち歩きやすいものが選ぶことができます。
プレート幅は15㎜と24㎜と35㎜の3種類があります。
- 15㎜・・・ショートヘアの女性や男性、前髪などの短い髪の毛に使いたい人におすすめ。
- 24㎜・・・ボブなどの少し長めの髪の毛に使いたい人や、ストレートアイロンデビューの人におすすめ。
- 35㎜・・・髪の毛が長い人や、毛量が多い人におすすめ。
カールアイロン
髪の毛をバレルという先端のパイプに巻き付けて巻き髪を作ったり、先端カールを作ることができるヘアアイロンです。
円柱型の先端のパイプが特徴となっています。
19㎜、26㎜、32㎜の3種類の太さから選ぶことができ、その太さによってカールの仕上がりが変わってくるのでどんな感じに巻きたいのかをイメージしてから選ぶといいでしょう。
- 19㎜・3種類の中で最も細かくカールをかけることができる太さです。ショートヘアや短い髪の毛を巻きたい場合や部分的に細かいカールを作りたい場合に、細いので簡単に細かいカールを作ることができます。
- 26㎜・少しきつめのカーツを作ることができ、ほぐすとふんわりとした仕上がりにできる太さです。ボリューム感を出すことができるので髪の毛にボリュームを出したい人や、固めの髪質で癖が付きにくい人におすすめと言えます。
- 32㎜・大きめのカールを作ることができる最もベーシックな太さです。髪の毛が長いロングヘアの人や、もう量が多い人、緩めの柔らかいカールを作りたい人におすすめです。
2Wayアイロン
1台のヘアアイロンでストレートとカールの両方に対応しているヘアアイロンです。
ストレートアイロンとカールアイロンが1つにまとまっているので、一度温めれば両方使うことができます。
ヘアスタイルでカールとストレートの両方を楽しみたい場合や、別々に管理するより1台にまとまっていたほうがいい人にオススメのヘアアイロンです。
ブラシアイロン
カールアイロンのように、高温になる部分が露出していないので火傷の心配がなく、ブラシ感覚で使うことができるので初心者にオススメのヘアアイロンです。
発熱部分を直接髪の毛に当てて使用するのではないので、比較的熱が伝わりづらく髪質によってはうまく形を作ることができない場合もありますが、その反面直接髪の毛に当てないので髪の毛に対するダメージが少なくスタイリングすることができます。
プレートの素材
プレートの素材によって仕上がりや髪の毛へのダメージなどにも影響してくるので、購入時にはプレートの確認もしておくといいでしょう。
素材にはテフロン、チタン、セラミックの3種類があります。
テフロン
価格帯が低い上に摩擦を軽減してくれるので髪の毛への負担を減らしてくれるのですが、プレートにされているコーティングの耐久性が低くはがれやすいので注意が必要です。
コーティングがはがれたまま使用を続けてしまうと、逆に髪の毛へかなりの負担をかけてしまいます。
チタン
均等に熱を与えることができるのでムラのないきれいな仕上がりにでき、比較的高めの価格帯のヘアアイロンに使われています。
耐久性や強度に優れており、摩擦が少ないので髪の毛への負担を軽減してくれるので、アイロンによるヘアダメージが気になる人にオススメの素材です。
セラミック
温まりやすく冷めにくく、耐久性にも優れている素材です。
早く温めてムラなくヘアスタイリングしたい人にオススメの素材ですが、摩擦が大きく髪の毛への負担が多くかかってしまうので使用する場合はヘアケアが必要です。
ヘアアイロンの温度
基本的にヘアアイロンの温度は100度から200度前後です。
自分の髪の毛に最適な適正温度で使うことによって髪の毛へのダメージを最低限に抑えることができます。
髪質やダメージ、カラーにも寄りますがストレートアイロンの場合は、160度から180度の少し高めの温度で髪の毛に滑らせ1度できれいにストレートになると適温と言われています。
カールアイロンの場合は110度から130度の低い温度から巻いてみてカールをキープできるかを様子見ながら温度を上げていくといいでしょう。
ヘアアイロンの種類にも寄りますが、温度が変えられるものと温度の変更ができないものがあるので、購入するときは温度の調節ができるかを確認することも忘れないようにしましょう。
また、濡れた髪の毛のままや乾かし切れていない髪の毛に対して高温のヘアアイロンを当ててしまうと、髪の毛にかなり大きなダメージを与えてしまうので要注意です。
流行りのメーカーの特徴
パナソニック(Panasonic)
ナノイーが搭載されているタイプがあり、髪の毛への負担をできる限り少なく使用できるので髪の毛への負担を最低限に抑えたヘアアイロンが欲しい人にオススメのメーカーです。
テスコム(TESCOM)
31段階で温度を変えることができるタイプのヘアアイロンや、静電気を抑えてくれる機能が付いたヘアアイロンなどがあるので、細かく温度を変えて使いたい人や静電気が気になる人にオススメのメーカーです。
サロニア(SALONIA)
約30秒で120度まで温度を上げることができ、最高温度が230度まで上げることができるヘアアイロンや、切り忘れ防止のオートパワーOFF機能が付いたヘアアイロンがあるので、早く温度を上げて使いたい人にピッタリなヘアアイロンが見つかるかもしれません。
あると便利な機能
コードレス
通常のコードタイプのヘアアイロンとは違いバッテリーが内蔵されているので持ち運びに便利で、コンセントのない場所でも手軽に手直しができます。
自動電源オフ
一定の時間が経過すると自動的にヘアアイロンの電源がオフになり、火事などの危険を防いでくれます。
ヘアアイロンの消し忘れで火事になった事例が過去にあったことから、つけっぱなし防止として最近のヘアアイロンには「最後のボタンを押してから〇分で電源が切れる」のような、自動電源オフの機能が付いたモデルが多く販売されています。
指差し確認やコンセントを抜くなどの対策をしっかりしている方も多いとは思いますが、バタバタで忙しい朝にうっかり消し忘れてしまうことも稀にあるでしょう。
自動電源オフ機能があれば消し忘れても安心というわけではありませんが、万が一の時の助けにはなります。
温度調整
自分の髪の毛に最適な温度でヘアセットをするために必要な機能です。
ヘアアイロンは温度が高いほどセットしやすくなりますが、温度は高ければ高いほど髪を傷めやすくなります。温度調整機能があれば、自分の髪質にあわせて温度を変更できるほか、スタイリングも気分に合わせて選べるようになります。
前髪は140℃前後、くせ毛なら180℃前後、髪が細いなら150℃前後など、人やヘアアイロンをあてる部位によってそれぞれ適正温度が異なるので、温度調整機能があるヘアアイロンは重宝します。
▼おすすめのヘアアイロンのランキングも紹介しているので、あわせて参考にしてください。