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ダイソンに限らず、掃除機を使用している上で「白い粉」を目撃したことはないでしょうか?(怪しい粉じゃない方)
結論から言うと、あの白い粉の正体は「ダニの死骸・ダニのフン・カビ・細菌」の塊です。(他にもペットの毛・花粉・皮膚・服の繊維なども混ざっている)
白い粉の正体が分かったからハッピーと思うのは、まだ早いです。その量だけ「ダニやカビなどが大量に落ちている」ということを知った上で、原因や対策を行っておくべきです。
ここでは、白い粉の正体であるダニの死骸やフン・カビ・細菌などが多く取れる原因やその対策法などを分かりやすく解説していきます。
掃除機から白い粉が取れる原因とは?正体を詳しく解説
冒頭で軽く説明しましたが、白い粉の正体は以下のようなものが挙げられます。
- 人間の皮膚やフケ
- ダニの死骸やフン
- 埃や布の繊維
- 汗が乾いた後の塩分
- ペットの毛
- 花粉
- 細菌(バクテリア)
「塵も積もれば山となる」というように、汚れが溜まりに溜まって白い粉に見えているというわけです。(1週間もあれば、大さじ3杯分くらいの白い粉が取れます)
健康体の人間は1日に50〜100本の毛が抜けますが、それと同様に皮膚やフケも目に見えないところでポロポロと床に落ちているんです。
少し気持ち悪い話になりますが、人間が1度でも使用した布団やカーペットにはダニが100%の確率で住みつき、人間の皮膚や垢を餌にして1日に20回以上も糞をしています。
「ダニ嫌だ!気持ち悪い!怖い!アレルギー持ちです!」という声が聞こえてきたので、そうですね、少しダニの話をしておきましょう。
ダニは「温度・湿度・餌・場所」の条件さえ揃えば何処にでも発生します。そしてダニにとって1番いい条件が揃う場所が布団です。
布団に発生するのは「ヒョウヒダニ」というダニが大半ですが、このダニは人間を刺したり噛んだりしないので害はありません。
ですが、世の中にはダニでアレルギー反応を起こす人がいます。
それは、ヒョウヒダニの死骸や糞などがアレルギーの原因となって、触れたり吸ったりしたことでアレルギー反応が起こっているのです。
人間がいる所にダニは絶対にいる、死骸や糞も勝手に発生する、じゃあ、一体どうすればいいのでしょうか。
アレルゲンとなるダニやカビを減らす対策とは?
生活をしている上で今回紹介した「白い粉」を出ないようにすることはできませんが、ダニや細菌などのアレルギーの原因となるものを減らす対策法は存在します。
ポイントとなるのは「乾燥」と「掃除機がけ」です。
ダニはジメジメした布団の中が大好きなので、その真逆の「乾燥した環境」を与えてあげることで簡単に死滅させることができます。
実際にすることと言えば、布団を外に干すということですね。ですが、ただ干すだけではあまり効果的と言えません。
干した後に、死滅したダニやダニの死骸・フンなどを掃除機で吸うことを忘れないようにしましょう。(生きてるダニは無害でダニの死骸やフンがアレルギーの原因だから)
「雨が続く季節は中々布団を外に干すことができない」という場合は、布団乾燥機を使用するのも一つの手です。
あとは朝起きたあとに布団を畳んだり端に寄せたりして、熱がこもらない工夫をしてあげれば日頃のケアはバッチリです。
掃除機から取れる白い粉の処分方法は?
白い粉の正体は分かってもらえたと思いますが、掃除機をかけた後の白い粉の処分や人体への影響について気になる方も多いでしょう。
アレルギー持ちの方であれば、マスクをした上で外に出て処分をするのが理想ですが、アレルギーのない方ならそんなに神経質になる必要はありません。
掃除機で吸った埃を捨てる際には、なるべく埃が舞わないように注意しながらビニール袋に入れて封をして、家庭ゴミとして廃棄しましょう。
白い粉や埃が手に付いた場合は、石鹸を使用して綺麗に洗えば大丈夫です。舐めたり吸ったりしなければ害はないので通常通りに処分すれば問題ありません。
まとめ
白い粉の正体は「人間の皮膚やフケ、ダニの死骸やフン、花粉、細菌(バクテリア)」などの集合体ということを今回は解説いたしました。
それにしてもダイソンの吸引力には毎度驚かされますよね。私も数年前に普通の掃除機からダイソンの掃除機に買い替えたのですが、あまりの性能の差に舞い上がった記憶があります(笑)
白い粉を徹底的に取りたいなら布団クリーナーを購入するのも一つの手です。カデンティティでは布団クリーナーのレビュー記事も書いているのであわせて参考にしてください。