更新日:2020年10月21日
掃除や収納のしやすさから人気を得ているコードレススティック掃除機は、Dysonを筆頭として数多くの製品が販売されています。
最近は掃除機業界に参入するメーカーも増えてきて、どれが良いコードレススティック掃除機なのか分からず悩んでしまうと思います。
この記事では、2020年におすすめのコードレススティック掃除機をどこよりも分かりやすく紹介していきます。
この記事のもくじ
コードレススティック掃除機おすすめランキング
どの製品も自信を持っておすすめできるものばかりです。
早速ですが、2020年におすすめのコードレススティック掃除機を確認していきましょう。
Dyson V11
コードレススティック掃除機の代表格といえるDysonがV11シリーズを2019年5月に販売開始しました。
初代モデルであるDC16が2006年に登場してから何度も改良を繰り返し、ついにコードレススティック掃除機史上最大の怪物を出してきました。
これまでのマイナーチェンジでは「充電時間が増えたね、形が変わったね、音が少し小さくなったね」程度でしたが、前モデルであるV10と比べてもV11は比べ物にならないほどの進化を遂げています。
特筆すべきは本体上部についた液晶ディスプレイで、リアルタイムにバッテリー残量や動作モード、フィルターの状況などを表示できます。
バッテリー残量は段階方式ではなく〇分〇秒まで表示され、ヘッドやアタッチメントを自動で認識して状況に合わせたバッテリー残量を正確に教えてくれます。

さらに吸引力はV10より25%アップしていて、運転音はV10より11%小さくなっています。
V11は本体カラーと付属品の異なる4種類を販売しています。種類ごとの違いは以下をタッチして確認ください。
本体カラーは青色で、付属品は8つです。
ダイレクトドライブクリーナーヘッド、フトンツール、専用ドッグがない代わりにAbsoluteproより価格が26,000円ほど安くなっています。
フローリング掃除がメインで、カーペットや布団などは掃除しないという方にオススメです。
ツール | 名称 |
---|---|
![]() | ソフトローラークリーナーヘッド |
![]() | コンビネーションノズル |
![]() | 隙間ノズル |
![]() | ミニ モーターヘッド |
![]() | ミニ ソフトブラシ |
![]() | ツールクリップ |
![]() | 収納用ブラケット |
FluffyにDysonV11コードレスクリーナー専用充電ドックがついたモデルです。
V11専用の自立するドックなので使い勝手はかなり良く、あるとめちゃくちゃ便利です。
Fluffyより11,880円高いですが、買う価値は十分にあるでしょう。
ツール | 名称 |
---|---|
![]() | ソフトローラークリーナーヘッド |
![]() | コンビネーションノズル |
![]() | 隙間ノズル |
![]() | ミニ モーターヘッド |
![]() | ミニ ソフトブラシ |
![]() | ツールクリップ |
![]() | 収納用ブラケット |
![]() | 追加専用充電ドック |
本体カラーはFluffyと同じ青色で、付属品は10個です。
Fluffy+にダイレクトドライブクリーナーヘッドが追加されたモデルです。
ソファや布団を掃除するのに便利なフトンツールが必要ない方にオススメのモデルですね。
ツール | 名称 |
---|---|
![]() | ソフトローラークリーナーヘッド |
![]() | 追加ダイレクトドライブクリーナーヘッド |
![]() | コンビネーションノズル |
![]() | 隙間ノズル |
![]() | ミニ モーターヘッド |
![]() | ミニ ソフトブラシ |
![]() | ツールクリップ |
![]() | 収納用ブラケット |
![]() | 追加専用充電ドック |
本体カラーはゴージャスな金色で、付属品は11個すべてついています。
「フトンツールはミニモーターヘッドで代用できるから要らない」という方も居ますが、衛生面から布団には専用のフトンツールを使った方が良いのは確かです。
ツール | 名称 |
---|---|
![]() | ソフトローラークリーナーヘッド |
![]() | 追加ダイレクトドライブクリーナーヘッド |
![]() | コンビネーションノズル |
![]() | 隙間ノズル |
![]() | ミニ モーターヘッド |
![]() | ミニ ソフトブラシ |
![]() | ツールクリップ |
![]() | 収納用ブラケット |
![]() | 追加専用充電ドック |
![]() | 追加フトンツール |
4月3日より店頭やAmazon、楽天などでも販売が開始されますが、販売記念としてキャンペーンをやっている現状、公式サイトでの購入の方がお得です。
- フレキシブル隙間ノズルが貰える
- 楽天ポイントが最大10倍
- 分割払いの手数料が0%
- 送料無料
- 最短翌日配送可能
- 30日間返金保証付き
- 自動保証登録
- メーカー保障2年付き
フレキシブル隙間ノズルとは?

Dysonのツールの中で根強い人気を残しているのが、このフレキシブル隙間ノズルです。
税込み5,400円で後から追加購入することもできますが、公式サイトで購入すると無料で付いてきます。
Panasonic POWER CORDLESS
これまでのコードレススティック掃除機は、DysonやSharkのような海外メーカーが他を寄せ付けない人気を誇っていましたが、ついにパナソニックも本気を出してきました。

海外メーカーが悪いとは言いませんが、購入後の対応の良さやメンテナンスの充実度は国産メーカーの方が確かに良いので、同じくらいの性能なら国産メーカーを選びたいですよね。
正直言うとパナソニックのコードレススティック掃除機は目を付けていなかったのですが、調べたり店舗で実機を触ったりしていくうちにパナソニック掃除機の魅力に吸い込まれていきました。
では、私が特に気に入った2つの特徴をご紹介します。
気に入った特徴1つ目:運転時間

コードレス掃除機の課題ともいえる運転時間。
正直ここは吸引力を上げている分、Dysonに劣ると思っていましたがパナソニック頑張りましたね。
運転モード | POWER C | V11 |
---|---|---|
ロングモード | 50~65分 | 40分 |
自動モード | 18~40分 | 20分 |
強モード | 6分 | 8分 |
「最長約65分」とありますが、1番使うであろう「自動モード」の運転時間が重要になってきます。
しかしそれでも、Dysonと背比べレベルなので十分な運転時間と言えますね。
気に入った特徴2つ目:ゴミセンサー

特徴1つ目で紹介した「自動モード」運転時のみ、このセンサーが反応します。
ゴミが多い時には、赤ランプが点灯し自動で吸引力を高めてゴミを吸い取ってくれるので、日々のお掃除の効率があがるのは間違いないでしょう。
本体カラーの違いとは?
本体カラーによって、型番と付属品が変わってきます。
ホワイトがMC-SBU820Jで、レッドがMC-SBU620Jです。
製品自体は同じものですが、ホワイトのMC-SBU820Jには2つの付属品が追加されています。
付属品1つ目:ロングホース

付属品2つ目:充電スタンド

ホワイトとレッドの価格差は約4000円です。
ホースと充電スタンドが付いて4000円はかなり安いと思うので、個人的にはホワイトがおすすめです。
2万円も安く買う「お得な買い方」とは?
Panasonic POWER CORDLESSの型番はMC-SBU820J(ホワイト)ですが、Amazonや楽天を見ると同じ形で2万ほど安いMC-VGS8000という製品があります。
これ実は販売ルートと操作部分の色が若干違うだけの全く同じ製品なので、安いMC-VGS8000を購入するようにしましょう。
下のAmazonや楽天リンクは、安い方の商品ページに飛ぶようにしています。
Shark EVOFLEX
「吸引力の変わらない唯一の掃除機」というキャッチフレーズで掃除機業界のトップブランドを走り続けていたDysonを抜き去り、アメリカでシェアNo.1を獲得しているSharkが日本仕様にアレンジを加えた「EVOFLEX」を開発しました。

つい最近までは日本の店頭には並んでいなかったメーカーですが、2018年6月に日本上陸(日本での販売開始)して以来、見かける機会も増えてきました。
Dysonを抜いてシェアNo.1になったShark EVOFLEXで気に入った特徴を2点ご紹介します。
気に入った特徴1つ目:折れ曲がるパイプ
Shark EVOFLEXといえば、この折れ曲がるパイプ(通称:MultiFlex)ですね。
これまでソファやベッド、テーブルなどの掃除は腰を曲げる必要がありましたが、Shark EVOFLEXはボタン1つで簡単にパイプが折れ曲がるので立ったまま楽に掃除を行えます。
さらにヘッドの先端にはLEDライトが付いているので、暗い場所でもゴミの取り残しを防ぐことが出来ます。

気に入った特徴2つ目:収納のしやすさ
スティック掃除機はパイプが長い分、収納に困る製品が多いですが、Shark EVOFLEXはパイプが折れ曲がる構造を利用してコンパクトに収納できます。
また自立式で倒れる心配もないので、急な来客があっても安心です。
EVOFLEXは3種類あります
種類は3パターンありS10は標準アクセサリーのみのモデル、S20はS10に予備バッテリーと充電ドックが追加されたモデル、S30はS20にミニモーターヘッドが追加されたモデルです。
吸引力はDysonに若干劣っていますが、静音性や掃除機としての使い心地としては満足のいく製品と言えます。
AmazonだとS30の方がS20よりなぜか安いので、付属品が全て追加されているS30を買っておけば間違いないでしょう。
SHARP RACTIVE Air
コードレススティック掃除機の弱点である重さを減らし、女性でも片手で手軽に使えるように設計されたのがSHARPのRACTIVE Airです。

頻繁に掃除をする場合「掃除機の軽さ」というのは、とても重要になってきます。
最大の特徴である軽さを、他のコードレススティック掃除機と比較してみました。
メーカー | 重量 |
---|---|
Dyson V11 | 2.72kg |
Panasonic PC | 2.5kg |
Shark EVOFLEX | 3.33kg |
SHARP RACTIVE Air | 1.5kg |
Dyson V7 slim | 2.2kg |
こうしてみるとRACTIVE Airがどれほど軽いかが分かりますよね。
吸引力や機能面を売りとしている掃除機もいいですが、コードレススティック掃除機の弱点であった「重さ」を解決した製品はとても魅力的ですね。
RACTIVE Airの良さは「軽さ」だけではありません、私が特に気に入った2つの特徴をご紹介します。
気に入った特徴1つ目:スグトルブラシ
この機能使ってみると、その便利さに思わず感動します。
従来の掃除機の場合パイプを外すとヘッドについたパイプは倒れてしまいますが、RACTIVE Airは自立して起き上がります。
なのでノズルを差し替えるためにわざわざ座り込んだり、手を伸ばしたりする必要がなくなるという事です。
「ちょっとだけ細いノズルで、あのゴミを取りたい」という場面は良くあるので、それを可能にした掃除機と言えますね。
気に入った特徴2つ目:バッテリーの持ち時間
約80分の急速充電に加え、バッテリー1つにつき最大30分の運転が可能です。
1位のV11が約3.5時間の充電なので、それに比べるとRACTIVE Airの充電がいかに早いかが分かるはずです。
「コードレススティック掃除機は重いから嫌だ」と思っている方に自信を持っておすすめできる製品ですね。
Dyson V7 slim
Dysonの中でも1番軽いと言われていたV7シリーズを、日本仕様にさらに軽くして開発したモデルがV7 slimです。
V7と聞くとV11が出ている現状すこし古いシリーズと思うかもしれませんが、V7は2017年モデルなので去年のV10の1つ前のモデルになります。
Dysonモデルチェンジ一覧 | |
---|---|
2014年 | DC74 |
2015年 | V6 |
2016年 | V8 |
2017年 | V7 |
2018年 | V10 |
2019年 | NEWV11、V7 slim |
基本的な性能は2017年モデルのV7と同じですが、3点進化した箇所があるので紹介します。
1つ目:本体のパイプが短くなった

2つ目:モーターヘッドが変わった
3つ目:V7より軽くなった

ここまで軽くなるとフローリングやカーペットのみならず、階段や天井まで女性の方でも片手で楽に掃除が可能になりますね。
「Dysonは重いから」という理由で購入を断念していた方に、ぜひ選んでいただきたいです。
ランキングの理由とおすすめポイント
ここまで5つのおすすめ製品と、そのランキングを紹介してきました。
参考までにランキングの順位を決めることとなった理由と、どんな方におすすめなのかを紹介していきます。
1位の理由:V11
V10から吸引力が向上したこともそうですが、液晶ディスプレイや自立できる専用充電ドックが追加されたのがデカイですね。
重さや価格面で欠点はあるものの、「コードレススティック掃除機」という分類で非常に優れた完成形だと言えるので1位にしました。
- 掃除機の重さを気にしない方
- アタッチメントを色々と使いたい方
- 充電ドック付きの製品がいい方
- 吸引力の高い製品がいい方
- 今1番オススメの製品が欲しい方
2位の理由:POWER CORDLESS
これまで日本メーカーに一律して言えていた「吸引力が足りない」問題を解決してきた製品です。
ただゴミを捨てる時にダストカップを本体から外す必要があり、それが手間だと感じたので2位にしました。
製品としては非常に優れているので、国産メーカーのコードレススティック掃除機がいい方には自信を持っておすすめできます。
- ゴミセンサーがある掃除機がいい方
- 国産メーカーがいい方
- 充電ドック付きの製品がいい方
- 吸引力の高い製品がいい方
3位の理由:EVOFLEX
アメリカでシェアNo1ですが、今回3位に選んだ理由は「重さ」です。
製品自体はDysonを上回るほどの性能を持っていますが、3㎏オーバーという使いまわしの悪さから順位を落としました。
それでもなお本体にある様々なアイデアは素晴らしく「こんな機能あったらいいな」が詰め込まれています。
片手でスマートに操作

またDysonのようにボタンを押しっぱなしにしなくても大丈夫なので、長時間の使用に向いており、欠点の重さを多少はカバーしていると言えます。
- 掃除機の重さを気にしない方
- アタッチメントの取り換えが面倒な方
- 楽な姿勢で掃除をしたい方
- 掃除機をコンパクトに収納したい方
4位の理由:RACTIVE Air
「軽さ」で言えば1位ですが、バッテリーの取り換えが必要な点や充電ドックがない点から順位を4位にしました。
新搭載の「フルパワーモード」を使用すれば他のコードレススティック掃除機に劣らない吸引力を発揮してくれます。
- とにかく軽い製品がいい方
- お年寄りや女性の方
- 部屋中を掃除したい方
5位の理由:V7 slim
1位に続き、Dysonの新モデルであるV7 slimを5位に選びました。
V7の能力を落とすことなく軽量化に成功し、Dyson掃除機の吸引力を維持した点が評価のポイントです。
V7からのマイナーチェンジではありますが、無駄をそぎ落として綺麗に軽量化できているように見えますね。
また、フローリングにもカーペットにも対応できるモーターヘッドも評価の点で、わざわざヘッドを付け替える必要がないので掃除がスムーズに進みます。
- Dyson掃除機の重さが嫌いだった方
- 5万以下の製品がいい方
- 吸引力の高い製品がいい方
- 部屋中を掃除したい方
コードレススティック掃除機を選ぼう
ここまで1位から順におすすめのコードレススティック掃除機を紹介してきました。
つい最近までは「コードレスは吸引力がないからダメ」と言われていましたが、最近はコード式に引けを取らない製品が多く出ています。
どの製品にしようか迷っているなら、この記事を参考にしてアナタに合ったコードレススティック掃除機を選んでください。
また「このメーカーの、この掃除機はどうなの?」というのがあれば、下のコメント欄に気軽にコメント下さい。